パリで行われたチャンピオンズリーグ決勝戦、バルセロナvsアーセナルは2-1でバルセロナが優勝した。
メディアの放送を見ていると前半18分、アーセナルのGKレーマンの退場により1人いなくなったことが大きく響いたと報じているが、ではあの場面でバルセロナに先制を許し、11人のアーセナルがその後勝利できただろうか?たしかにレーマンの退場によって数的不利になりアーセナルのゲームプランが崩れたことも事実ではあるが・・・
「たら・れば」をここで言っても仕方がない。ここはあのパリでの90分の試合から、それぞれのチームのエース、ロナウジーニョとアンリがそれぞれチームのために仕事(貢献)をしたか見てみたい。
バルセロナはロナウジーニョを中心に魅力的なサッカーをする、ロナウジーニョは自分を活かしつつ周りの選手をも活かすことのできる選手である。これに対してアーセナルはアンリを中心に効率的なサッカーをしている。前線にいるアンリに如何にボールを提供するか、である。
ロナウジーニョが起点となるバルセロナとアンリが終点となるアーセナル、両チームのエースの役割(立場)は大きく異なる。
ではこのことからあの試合を見てみるとどうなるか。ロナウジーニョはゴール前でのFKやシュートの場面で枠に飛ばなかったり得点をあげることはできなかったし、バルセロナの2点はラーションがアシストしたものだ。しかし前半18分、アーセナルのDFの裏に走りこんだエトーにスルーパスを出し、結果レーマンの退場を演出し11人対10人とした。一方のアンリは前、後半の得点チャンスを決めることができなかった。あの試合での両チームのエースの勝敗はロナウジーニョに軍配が上がる。
もっとも戦前の予想どおり、バルセロナとアーセナルには力の差があったのかもしれない・・・