前回のコラムではレアルマドリーの問題点を挙げましたが、今回は僕なりの再建案を書かせてもらおうと思います。
まず、’カナリヤ狩り’を行うべきだと思います。カナリヤ狩りとは勿論、ルシェンブルゴの政策によって増やされたブラジル人を減少させることです。現在レアルマドリーにはロナウド、ロビーニョ、バティスタ、ロベルトカルロス、シシーニョ(年明けに加入予定)と5人のブラジル人がいます。まずロナウドについてです。彼が依然として世界有数のストライカーであることに疑問の余地はありませんが、運動量がないためチームとして機能しているとは言いがたいです。放出を急ぐ必要はないと思いますが、例えばルートファンニステルローイなどの選手に切り替えた方がいいでしょう。彼のような選手が加入することによってベッカムのクロスがより生きてきます。ロビーニョについてはレンタル移籍を薦めます。彼の才能は認めます。しかし、必要以上に持ちすぎチームのリズムを崩しているのも事実です。そしてお世辞にもシュートの精度が高いとはいえません。比較的プレッシャーの少ない中堅クラブに貸し出し、ヨーロッパ流になれたところで呼び戻すという方法がいいと思います。バティスタはここまで期待にこたえているとは言いがたいですが、複数のポジションをこなせるので残留させるべきでしょう。ラウール不在時のセカンドトップ、グティのバックアッパー、パブロガルシアとのドブレピボーテなど使い勝手のいい選手です。彼がチームに馴染めば大きな戦力となるでしょう。ロベルトカルロスは長年にわたりマドリーに貢献してきましたから放出することはないと思いますが、彼のポジションを脅かすような選手は必要でしょう。現実的に難しいでしょうがアーセナルのアシュリーコール、チェルシーのデルオルノあたりがいいですね。彼が他の選手から刺激を受け課題の守備にも取り組んでくれればこれまで以上の活躍が期待されます。シシーニョは獲る必要がないと思います。サルガドのバックアッパーとしては新加入のディオゴが期待以上のパフォーマンスを見せています。しシーニョより左SBの選手を獲るべきです。
次に各ポジションについて見ていきましょう。GKに関してはイケルカシージャスで問題ありません。ワールドクラスのバックアッパーが1人欲しいですがディエゴロペスがいるので現有戦力維持で十分でしょう。DFは前述の通りロベルトカルロスのポジションを脅かすような選手が一人欲しいですね。右SBはサルガド、ディオゴ、CBはセルヒオラモス、ウッドゲート、エルゲラ、パボンで問題ないでしょう。MFは多少の補強が必要となりそうです。ピボーテに関してはパブロガルシア、グラベセンといますし、セルヒオラモス、バティスタもこのポジションをこなせるので補強の必要はなし。サイドは右にベッカム、左にグティを基本とします。バックアッパーはルシェンブルゴ時代に排除されたウイングの選手を補強すべきです。理想を言えばホアキン、レジェスの両スペイン代表ですね。ペレスはホアキンに「何時ウチに来るんだい」なんて言ってないでさっさと獲って欲しいものです(笑)。トップ下はジダンが本来の輝きを取り戻してくれれば問題ありませんが、彼が引退するのはそう遠くないと思われます。ここは獲得の噂があるバラックを獲得するべきです。バラックは得点力も高いのでマドリーの新たなトップ下として活躍するでしょう。バックアップはバティスタもしくはラウール、グティで勤まるでしょう。FWは1人、ヘディングの強い選手を獲って欲しいです。理想は前述のファンニステルローイ。彼が無理なら今乗りに乗っているルカトーニを狙うべきです。セカンドトップはラウールで問題なし。彼は依然としてレアルマドリーに不可欠な選手です。
バックアップはやはりグティ、バティスタで十分でしょう。
最後にルシェンブルゴの後任についてです。僕のお勧めはリヨンを4連覇に導いたポール・ル・グエンです。グエンはマドリーの攻撃的なポゼッションサッカーを取り戻してくれると思います。その他噂に上がっているのはベニテスやカペッロです。ベニテスは本人もマドリディスタということもあり、上手くやる可能性は高いです。ただ、戦術に拘る監督なので選手のよさが消えないか懸念もあります。カペッロにすればまず勝てるようにはなると思います。ただ、レアルマドリーらしさ、つまりスペクタクルな攻撃的フットボールがさらに失われる気がします。今は目先の勝利よりもマドリーらしさを取り戻し再び世界の頂点に立つことを優先すべきです。
【カット案】
ラウール ファンニステルローイorトーニ
【バティスタ】 【ポルティージョ】
バラック
【バティスタ】
グティ ベッカム
【レジェス】 【ホアキン】
Pガルシア
【グラベセン】
Rカルロス サルガド
【デルオルノ】 【ディオゴ】
ウッドゲート Sラモス
【エルゲラ】 【パボン】
カシージャス
【Dロペス】