苦悩のエース
欧州サッカーのDIVINA
苦悩のエース
コラムニスト : jejeさん

 今年のブンデスリーガは、早くもバイエルンが抜けだしそうだ。
マカーイがゴールを量産。今シーズンの得点王候補筆頭だ。
イラン人のアリ・カリミもゴールをあげ、サポーターからの熱烈コールで歓迎されたようだ。誰かが言ってたが「1強17弱」というのも納得のいく情勢だ。
 対抗にあげてたシャルケはクラーニィ効果もむなしく完敗。レバークーゼン、ドルトムントは昔の強さはどこへやら。
 どっかの雑誌が対抗におしてたブレーメンだけど、まだ1試合も観てないから良くわからない。(もっと格好のいいユニフォームにしてほしい。)
 ダレッサンドロが母国代表のレギュラーを取るくらいになれば面白いだろうヴォルフスブルグは、トドロフの穴が大きすぎる。
 注目しているのはやはり、我らが高原のいるハンブルグだ。ファン・デル・ファールト獲得のニュースを聞いた時は驚いた。よくアヤックスが出したものだ。
来年のW杯ドイツ大会を睨んでの事なのか、本人がただ出たかっただけなのかは不明だが、ともかく彼が来たことでHSVは強豪チームになった。欧州予選が終わるまでチームに馴染むのは時間がかかるだろうが。(昔みたいにオランダ人を嫌うドイツ人はもういないだろうし。)
 バルバレスが前線で攻撃に専念出来るようになり、左サイドをアトゥバが切り裂き、相変わらずどこにでもヤロリームは顔をだす。(個人的に好きな)ヴィッキーとファン・ブイテンはディフェンスを締めてくれる。だがやはり得点がちゃんと取れない。
 ムペンザもラウトも高原も観ていていつもイライラする。バルバレスのPK以外で点を取れれば、シャルケやブレーメンを押しのけるくらい出来そうだと私は思う。日本人だからやはり高原には肩入れしてしまう。バルバレスは確定としてドル監督のファーストチョイスはラウトだろう。スピードのあるムペンザはどうしても対戦相手によりけりだ。高原も確かにストライカーだが、日本代表の時と違い、中心はあくまでもバルバレスであって彼ではない。出場してもボールを持つのはサイドでばかり。得意のドリブルやフェイントで魅せてはくれるが、ゴールの匂いがしない。あの日本代表の時の奮い立つにおいをドイツでも出してほしいものだ。少ない出場機会で結果を残せば、ドル監督もオプションの一つではなく、攻撃の中心としてチョイスしてくれるはずだ。
 高原は日本に帰った方がいいという声を聞くが、今の日本代表でドイツを知る者は彼しかいない。母国ではFWに新星が現れたが、間違いなく日本代表のエースストライカーは高原だ。母国代表のエースがクラブチームでベンチスタートというのはなんとも歯がゆいが、背番号32が屈強な外国人を押しのけゴールするシーンを何度も見たいものだ。

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