サッカー界の未来を切り開くのは選手であるはずですが
シーズンオフとなり移籍市場が解禁されるこの次期だけは
色んな情報が私たちを楽しませてくれました。
その記事は会長の発言であったり、オーナーの話であったり
未来のチーム編成という観点で考えてみると以外にもサッカー界の未来
切り開くのはどうやら選手だけではないようです。
ACミランの元会長のベルルスコーニはイタリアの首相でもあり
イタリアサッカー界においては重鎮とも言える人物で、
シーズン中にシステムに口を出すことも少なからずあり
ミランの監督にとっては頭が上がらない人物と言えるでしょう。
そしてそのベルルスコーニの右腕として常に冷静に判断を
下しているのがガッリアーニ副会長だ。
今シーズン、ジラルディーノ獲得の為に、ベルルスコーニが
私財を投じ金銭を用意しガッリアーニが交渉をまとめた。
2人の絆はとても強いようにも見える。
しかし、移籍の話となるとこの2人に話が集中していることからも
現場で指揮をとっているアンチェロッティはないがしろにされている?
ミランの次期チーム構成が元会長と副会長という首脳陣に任されている
ことは想像に固くない。
ミランはジラルディーノの獲得の影にマルディーニ、スタム、カフー
といった熟年層ディフェンス陣の強化に動くことは無かった。
アタテュルクスタジアムでの悪夢の払拭の方法として選ばれた方法は
2人の重鎮による台頭著しいイタリア代表FWの獲得でした。
この首脳陣の選択が正しかったかどうかの答えは1年後に出ているでしょう。
ミランひいてはイタリアサッカー界の命運はこの2人が握っているようです。
私財を投じて選手を獲得するといえば、イタリアサッカー界には
もう1人、無視できない人物がいます。
インテルの元会長、モラッティ氏です。
毎年のように自分好みの選手を買いあさり、監督とチームを混沌とした
状況に追いやってきたことは、モラッティの悪癖といえるでしょう。
今シーズンもモラッティはソラーリ、サムエル、フィーゴとお買い上げ。
中盤にはウディネーゼからピサロを引き抜き、面子だけをみるならば
今年も素晴らしい選手が揃ってきています。
今年も移籍市場を賑わせたのはやはりモラッティの言動でした。
「フィーゴは・・・」という彼の一言に世界のマスメディアは注目したものでした。
インテルのチーム編成は会長を辞してなおモラッティに委ねられています。
インテルは昨シーズンのマンチーニ監督就任移行、一環したいいサッカーを
展開しています。今シーズンの補強でインテルが再び迷走するかどうか
セリエAをみる楽しみの1つでもあります。
毛色の違うロシアの富豪
言わずとしれたチェルシーのオーナー。ロマン・アブラモビッチは
前述のイタリアの重鎮達とは赴きが違うようです。
チェルシーの移籍の話においてアブラモビッチの話がメディアを
賑わせるようなことはありません。
常にチームに誰が必要なのかを判断しているのはモウリーニョ監督です。
チームに何が足りないのか?どこのポジションの選手を補強したいのか?
それを判断するのはチームを一番よくしる監督であるべき。
というのは正論だと思います。
モウリーニョ監督は移籍市場が解禁になるとどのポジションにどの選手が
欲しいというリストをオーナーに渡すだけと言われています。
つまり、決定権が監督にあるのです。
監督にとってはこれほどやりやすいチーム編成はないでしょう。
ディフェンスラインにメスを入れられなかったACミランと
左サイドバック、中盤に効果的な補強を行えたチェルシー。
対極にある2チームの今シーズンの活躍ぶりには要注目です。
チェルシーの未来を決めたのはロマン・アブラモビッチという大富豪だが
その未来を切り開く方法を決められるのはモウリーニョなのです。
2連覇に向け、モウリーニョの視界は良好なように思えます。
そしてもう1つ、アブラモビッチの手法で見逃せない点があるのです。
アブラモビッチはCSKAモスクワのオーナーでもあります。そしてポルトとも
関係が深いといわれています。更にはブラジルのコリンチャンスの影の
オーナーが実はアブラモビッチだと囁かれ、アルゼンチンのリーベルや
ボカまでその手中に治めようという動きすらみられるらしいです。
事実、ヤロシクはCSKAモスクワから加入している。
(ヤロシクは「CSKAはチェルシーのリザーブチームだ」と言っていたとか)
コリンチャンスはアルゼンチン代表のテベスを破格の金額で買い取っている。
CSKAモスクワにはマニシュがポルトから移籍している。
これはいずれ2人はチェルシーへと来るのではないかと噂されている。
世界各所の名門チームがチェルシーのリザーブチームとなるなんて
こんなことがサッカー界に本当に起こっているのだとすると
サッカー界の未来が大富豪の名の元に大きく書き換えられてしまうだろう。
色んな情報で楽しませてくれたシーズンオフだったが
是非、サッカー界の未来を切り開く選手たちにはピッチの上で
その答えを見せてもらいたい。