-現在の世代交代事情 セリエA編-
2005年、各リーグはいろいろと革命が起こるかもしれない。トップチームと言われるチームの大半が老朽化による早急な世代交代を迫られている。特にCL圏内チームのレギュラークラスの平均年齢の高いと言われるセリエAなどは下部チームやプリマヴェーラからの成長著しい選手にどうしても期待せずにはいられない。中でもACミランのディフェンス陣などは若手の世代交代を進めたいがマルディーニ、カフーの後釜をこなせる人材がいないために投資のしようがないのだ。今夏、ミランはマルディーニに代わりヤンクロフスキを獲得したが左サイドハーフもこなせるため将来いいサイドバックが現れたときにセードルフの後釜という「保険」の可能性もある。まさに抜け目のないところがミランたる所以である。
ユベントスは世界最高クラスのセンターハーフ、ヴィエラを呼び熟成の域にある。しかし、エメルソンもヴィエラも30才を過ぎており、代表を引退したバロンドール「ネドベド2世」が現れることをユーベのフロントは心待ちにしている。ユベントスもうかうかとはしていられない状況なのだろう。インテルはソラーリ、ピサロなど人気銘柄を獲得し昨シーズンのリベンジを果たそうと躍起だ。だが、モラッティが毎年獲得してくる大物選手にはハズレも多い。ダービッツに代表されるように獲得したもののシステムに合わず出場機会をカンビアッソに取られトットナムに自分が獲得したときより安価で放出している。トップチームの苦悩に比べ、プロビンチャの未来は明るいように見える。パレルモ、ウディネーゼ、バーリ、アタランタに代表される育成のうまいチームは毎年有能な若手を輩出し、懐を潤すだけでなくクラブの名を上げている。
今回はセリエAのみをクローズアップしたが、次回から追々リーガエスパニョーラやプレミアリーグなども紹介していきたいと思う。
現在最も人材不足であるポジションとも言われるサイドバック。
それを皮切りに次回から本格的に各ポジションの有能な若手選手を紹介していこう。