今年も残留宣言をしたロシツキ。毎年、様々に噂が流れながらも移籍しないのはなぜだろう。もう、今年で25歳。さらに高みを目指すには、レベルの高いチームでプレーすることが一番の近道のはずだ。
ここ3年間のうちにロシツキを獲得の獲得が噂になったクラブは数多くある。ユベントス、レアルマドリード、チェルシー、インテル、バルセロナ、マンチェスターU、アーセナル、ポルト、トッテナム、リヨンなどがある。ユベントスはネドベドの後継者、レアルは10番候補、アーセナルはヴィエラの後釜のセンターハーフ、マンUはスコールズの後継者などとクラブの求めている人材にロシツキは適している。しかし、獲得しないのはなぜだろう。
移籍しない理由としてはいくつか考えられる。一つは、ドルトムントが設定する移籍金の高さである。当時、ドイツ最高額でドルトムントに加入し、チームの柱に成長したロシツキを財政難のチームが安く放出するわけがない。
そして、もう一つは、現在の環境である。最近ではポッと出の選手が、ビッグクラブへ移籍することが多くある。急に活躍すると、それだけ話題になるからである。しかし、ロシツキはチームの柱であり、活躍することが義務となっている。さらに、最近は怪我が多く、悪い話題のほうが出やすい環境になっている。もっと早くに移籍を決断すべきだった。
その他にも、線の細さなどがある。3大リーグの経験がなくフィジカル的にどのくらい通用するかがわからない。しかし、アイマールなどの例を見れば、それほど問題ではないのかもしれない。
このように移籍には大きな壁があるが、最後はロシツキ自身の気持ちが決め手となるはずだ。来年、同じチェコ代表のチームメイト、コラーの契約が切れる。パートナーを失うことにより移籍への気持ちが大きくなるだろう。今年は残留するにしても、来年には移籍を決断することになるはずだ。私としては、ワールドクラスの選手になるために、一年でもはやくビッグクラブで走り回るロシツキを見たいのだが…